射手座の土星:人生の課題・プレッシャー・成熟

課題は信念。人生の意味や宗教・哲学に真剣に向き合い、自分で確かめた道を歩こうとします。土星は社会天体で、ホロスコープでは責任、境界線、恐れ、時間をかけて身につける課題を表します。このページでは射手座の土星の核になる姿から、「一生の課題」「プレッシャーと恐れの源」「成熟したあとの力」までを書き、本サイトで計算した数字(土星が射手座にあった年)も載せています。

射手座の土星の基本データ

項目射手座の土星
土星が表すもの責任、境界線、恐れ、時間をかけて身につける課題
星座射手座:火のエレメント・柔軟宮、支配星は木星
品位なし(本来の座・高揚・損傷・下降のいずれでもない)
土星の滞在期間一回あたり約3年、およそ29年ごとに戻ってくる
1950〜2030年生まれ約9.8%が射手座の土星

射手座の土星の核心

何が本当なのか。何を信じる価値があるのか。土星が射手座にある人は、早くからこうした問いに真剣に向き合い始めます。射手座は火のエレメントの柔軟宮で、木星を支配星とし、遠くの世界にあこがれ、意味を求め、人生にはもっと大きな道理があるはずだと信じています。土星がここに入ると、本来は楽観的でのびのびとした探求が、まじめな問いかけに変わります。出来合いの答えは簡単には受け入れません。宗教でも学説でも年長者の人生観でも、自分で一度考え、一度試してみてからでないと「信じる」とは言わないのです。

このまじめさのせいで、若いころは少し悲観的に、あるいは疑い深く見えるかもしれません。ほかの人が熱心に抱く理想にも、まず「根拠はどこにあるの」と問いかけ、読書会では反例を挙げる役になりがちです。けれどもそのおかげで、最終的に築く信念はとりわけ確かなものになります。自分で歩き、確かめてきた道だからです。学問、法律、宗教、教育の世界に進む人もいれば、長い旅や海外での暮らしの中で答えを見つける人もいます。どちらの道でも、その見識には時間の重みが宿っています。

一生の課題

本当に自分のものと言える信念を築くことが課題です。土星が射手座にある人は、一生をかけて「人は何のために生きるのか」「何が正しいのか」を問い続けます。課題は、うのみにもせず、疑うあまり何も信じられなくなることもない、というところに立つことです。実際の経験を通して考えを確かめる必要があり、読んだ本の内容を暮らしの中で試しながら、少しずつ自分の世界観を組み立てていきます。もうひとつの課題は、楽観を少し残しておくことです。完全な答えが見つかる前でも、まず歩き出していい。歩きながら修正すればいいのです。すべてを考え抜いてから出発しなくてもかまいません。

プレッシャーと恐れの源

プレッシャーは「信念が崩れること」や「意味が見えないこと」から来やすいようです。若いころ受け入れていた価値観が、のちに成り立たないとわかった経験から、あらゆる説に警戒するようになった人もいます。自由や遠くの世界へのあこがれが現実に阻まれ、パスポートが引き出しの中で長いあいだ眠っている人もいるでしょう。プレッシャーが強いと、世の中を皮肉な目で見たり、説教くさくなったり、自分の考えを唯一の真理のように扱って、違う声に耳を貸さなくなったりします。自分が間違っているかもしれないとは、なかなか認めたがりません。

成熟したあとの力

成熟すると、土星射手座の人は深みのある思索家、そして道しるべとなる人になります。その見識は繰り返し確かめられたもので、語る道理には重みがあり、中身のない大言壮語ではありません。教育、出版、法律、学術研究、宗教や哲学に関わる仕事がよく合い、迷ったときに人が相談したくなる相手でもあります。理想は地に足をつけて実現するものだと知っていて、信念は暮らしの試練に耐えてはじめて本物になるとわかっています。この現実的な知恵があるからこそ、この人の言葉は本当に人の役に立つのです。

射手座の土星の長所

射手座の土星の盲点

射手座の土星の人へのアドバイス

自分のために、本当の意味での探求の時間をつくってみましょう。海外に行かなくてもかまいません。ずっと学びたかった講座に通うのでも十分です。自分と違う考えの人に出会ったら、まず最後まで聞いてから答えてみてください。それであなたの信念が揺らぐことはありません。答えはゆっくり探せばいいし、道は先に歩き出していい。歩いているうちに、多くのことが自然とはっきりしてきます。

土星が射手座にあった年

土星は動きが遅く、約2年半で星座を移るため、同じ時期に生まれた人はみな土星が同じ星座にあります。1800〜2150年に土星が射手座を通った期間は次のとおりです(台北時間。逆行による出入りは一回の通過にまとめています)。

入った時期最後に出た時期約何年出入りの回数
1809年1月1811年12月32
1838年11月1841年11月32
1867年12月1870年12月32
1897年2月1900年10月3.73
1926年12月1929年11月32
1956年1月1959年1月32
1985年11月1988年11月32
2014年12月2017年12月32
2044年2月2047年10月3.73
2073年12月2076年12月31
2103年1月2106年1月32
2132年11月2135年11月32

本サイトの天体暦エンジンで1日ずつ計算(1800〜2150年)。「出入りの回数」が2以上のものは、土星が逆行でひとつ前の星座に戻り、また入り直したことを表します。その前後に生まれた人は、生年月日で確かめてください。1950〜2030年生まれのうち、射手座の土星の人は約9.8%です。

12星座の土星

牡羊座・牡牛座・双子座・蟹座・獅子座・乙女座・天秤座・蠍座・射手座・山羊座・水瓶座・魚座

射手座にあるほかの天体

太陽・月・水星・金星・火星・木星・土星・天王星・海王星・冥王星

太陽が射手座にあることが、ふつう言う「射手座生まれ」です。射手座をご覧ください。天体の星座はハウスと合わせて読むもので、ホロスコープ詳細解読で両方を確かめられます。天体×星座の一覧へ戻る

ひとこと:ひとつの天体はホロスコープの一部にすぎません

このページは、この天体がこの星座にあるときに占星術の伝統でよく語られる傾向をまとめたもので、科学的な結論ではありません。同じ配置の人でも、太陽・月・アセンダントやほかの天体はそれぞれ違い、この天体が入るハウスやアスペクトによっても表れ方は大きく変わります。自分に当てはまらないところがあるのは自然なことで、ホロスコープ全体を見るほうがずっと正確です。本サイトの内容は参考・娯楽としてお読みください。健康・投資・法律のことは専門家にご相談ください。

完全なホロスコープを作ってみる

自分の天体がそれぞれどの星座・どのハウスにあるか知りたいときは、生年月日、出生時刻、出生地を入れれば、10天体、12ハウス、アスペクトが一度に出て、配置ごとの解説もつきます。計算はすべてお使いのブラウザ内で行われます。

射手座の土星のよくある質問

土星が射手座にある人は悲観的なのですか?

悲観的というより、まじめと言うほうがぴったりです。人生の意味をとても真剣に考え、出来合いの答えを簡単には受け入れないので、若いころは疑い深く、重く見えることがあります。経験を重ねると、多くの人が自分で確かめた信念を築き、その落ち着きはただ楽観的でいるよりも試練に強く、落ち込んだときにも自分を支えてくれます。

土星が射手座にある人は留学や海外での仕事に向いていますか?

向いていますが、たいていは準備を念入りにする必要があります。遠い世界へのあこがれがあり、まじめに学ぶ意欲もあるのですが、土星がこの道の歩みをゆっくりにするので、ビザや語学や資金などに人より気を配ることになるかもしれません。いったん出発すると、異国での経験が人生観の大きな転機になることが多く、振り返ればあの準備は十分に報われたと感じるでしょう。

土星が射手座にあるのは何年生まれですか?

1800〜2150年で見ると、土星が射手座にある期間は1809〜1811年、1838〜1841年、1867〜1870年、1897〜1900年、1926〜1929年、1956〜1959年、1985〜1988年、2014〜2017年、2044〜2047年、2073〜2076年、2103〜2106年、2132〜2135年です(台北時間)。星座が変わる年の前後に生まれた人は、ホロスコープ作成で生年月日から確かめてください。

射手座の土星はよい配置ですか?

射手座の土星には品位がなく、中立の配置です。うまく働くかどうかは星座そのものではなく、どのハウスに入り、ほかの天体とどんなアスペクトをとるかで決まります。どの配置にも長所と課題があり、このページは射手座の土星の場合を書いています。